前提編② トレードスタイルについて

前提編② トレードスタイルについて


FXトレードでは、主にポジションの保有期間によってトレードスタイルが分類されます。

 

 

スイングトレード     … 日を跨いでポジションを保有。数日間、数週間保有することも。

デイトレード       … 数分から数時間ポジションを保有。基本、その日中に決済。

スキャルピングトレード  … 数秒から数分ポジションを保有。短期決済。

 

 

ご存じの方は多いかもしれませんが、ざっくりこんな感じです。

 

 

通常、ポジションの保有期間が長いほど利益幅、損切幅が大きくなります。

保有期間が長いほど、トレードを行う「時間足」が大きくなるからです。

例えばスイングトレードでは長期的な目線で相場を見る必要があるため、

日足、週足、月足などをみてトレードの判断をするからです。

また、ポジションの保有期間が長いほどエントリー機会が減ります。
これも見ている時間足のサイズに依存するため必然的にそうなります。
あとは、ポジションの保有期間が長いほど考えることが少ないです。
これはおいおい学んでいくことですが、
大きい時間足の動きが小さい時間足の動きに影響しているためです。
小さい時間足を見ているほど、意識すべき時間足が増えて考えるべきことが増えてしまいます。
と、こんな感じでトレードスタイルはトレーダーによってまちまちです。
どのスタイルも一長一短あり、正解不正解はありません。
自身の生活スタイルに依存することも多いのではないでしょうか。
TradeBaseで学習する知識はどのスタイルだとしても使えます。
値動きの仕組みは普遍的で、時間足が違っても同じだからです。
ただし、おすすめはあります。
それは、デイトレードです。
やはり、トレードの上達には自身の経験が必要不可欠です。
スイングトレードとなると極端にトレード回数が少なくなり、
これからトレードの上達を図りたい人には向かないです。
また、スキャルピングトレードはトレード回数こそ多いものの、
考えるべきことが多くなり、さらに素早い判断が求められます。
ですので、どちらかというと熟練者向けになります。
デイトレードであれば、バランスよく取り組めますし、
得られる利益も現実的で納得いきやすいものになるでしょう。
ですので、特別な理由がない人はまずはデイトレードをするものとして学習を進めてください。
そこで得た知識や経験をもってすれば、後からどんなトレードでもできるようになりますから。
以上の事からTradeBaseではデイトレードを前提とした説明や、分析を行っています。
それ以外のトレードスタイルを希望される方も、考え方は同じですが
分からなくなったときは遠慮なく質問してください。
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